新基地承認取り消し 審査対象か判断へ あす係争委会合


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 【東京】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、埋め立て承認取り消しの効力を停止した石井啓一国土交通相の決定の適否を審査する第三者機関の国地方係争処理委員会は24日、第3回会合を総務省で開催する。

 翁長雄志知事と国交相から文書で2度にわたって意見聴取した内容を検討し、審査対象にするかを判断するとみられる。
 係争処理委は今月4日までに2回の会合を開いたが、審査対象とするかが決まらず、意見聴取して検討するために8日に知事と国交相に2度目の質問書を送っていた。
 24日の会合では、国交相の決定が「国の関与」として認められ、審査対象になるかが焦点となる。
 係争処理委は来年1月31日までに結論を出す。