宮古島市議 「日当付き」発言撤回せず 島ぐるみ会議が抗議


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 【宮古島】嵩原弘宮古島市議が市議会一般質問で、名護市辺野古での新基地建設反対運動に対し、「辺野古基金」を資金とし「弁当付き、日当付きでデモをしている」などと発言、関係団体などから撤回を求められていた問題について、嵩原氏は22日の12月定例会最終本会議で発言を撤回・謝罪しなかった。野党などが求めた棚原芳樹議長による撤回指導も行われなかった。沖縄「建白書」を実現し未来を拓く「島ぐるみ会議」みやこは抗議声明を発表した。

 嵩原氏は市議会12月定例会の終了間際に登壇し、発言の内容はインターネットが情報源だったと説明。発言の撤回や謝罪はしなかったため、一時紛糾した。
 議会終了後、嵩原氏は「実際に見てきたかのように発言したが事実ではなく、インターネットでの調査だったので訂正した」と説明。関係団体が「事実無根」などと批判していることには「それは分からない」と述べるにとどめた。
 これに対し「島ぐるみ会議」みやこは同日記者会見し、嵩原氏の発言が「誹謗(ひぼう)中傷」に当たるとして抗議声明を発表した。