11月県内求人初の0・9倍台 好調な観光反映か


この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が25日に発表した11月の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・91倍で、前月より0・02ポイント上昇し、復帰後の最高値を4カ月連続で更新した。統計を取り始めた1963年以降初めて0・9倍台に達した。全国で比較すると、46位だった。

 県内有効求人倍率が好調に推移していることについて、待鳥局長は「観光業が好調で、関連する仕事の雇用情勢が改善したと考える」と分析した。県統計課が同日発表した11月の県内完全失業率(原数値)は4・2%で、前年同月と比べ1・0ポイント低下(改善)した。
【琉球新報電子版】