【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前では26日、早朝から約70人の市民らが訪れ、抗議行動を展開した。午前11時現在、工事関係車両が基地内に入る様子は確認されておらず、機動隊員との衝突もない。
一方、埋め立て予定地の大浦湾の海上ではスパット台船1基と大型クレーン船1隻で掘削作業が確認された。市民らのカヌー14艇と抗議船3隻が海上で移設反対を訴えている。
県統一連の中村司代表幹事はあいさつの中で翁長雄志知事が国に抗告訴訟を提起したことに触れ、「裁判の結果がどうであろうと、ゲート前で(移設阻止を)決める」と話し、ゲート前での抗議行動に注力することをあらためて確認した。
【琉球新報電子版】