コラソン、趙選手デビュー戦 “沖縄の親”応援


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
琉球コラソンに加入した台湾の趙顯章選手を応援する那覇市の平田久雄さん(左)と妻の英子さん(左から2人目)=25日、名古屋市の愛知県体育館

 琉球コラソンに加入した台湾の趙顯章(チャオ・シャンチャン)が25日、名古屋市内の愛知県体育館で行われたトヨタ自動車東日本戦でデビューした。コラソン初の外国人選手となる趙だが、来沖にあたって“沖縄の親”となったのが那覇市の平田久雄・英子夫妻である。

 夫妻はともに台湾と縁があり、本当の両親のように趙のサポートに当たる。夫妻は25日の試合にも観戦に訪れ、趙が出場すると大きな声援を送った。要所要所で得点する活躍を見せた趙はこの試合の勝利に貢献し、声援に応えた。コラソンは今大会でベスト4に輝いたが、趙の加入により、今後のさらなる躍進が期待される。(浜盛重則名古屋通信員)