日本パラ陸上連盟、糸満で合宿 リオ目指し精力的練習


この記事を書いた人 志良堂 仁
歓迎セレモニーで記念写真に収まる選手や県内の関係者ら=6日、糸満市西崎陸上競技場

 日本パラ陸上競技連盟の沖縄合宿が5日から12日まで糸満市西崎陸上競技場であり、6日午後には同競技場で歓迎セレモニーが開かれた。車いすトラック種目の強化合宿で、同連盟の強化指定選手と3月のアジアオセアニア選手権に出場する選手の計13選手が参加する。

 同連盟の冬季沖縄合宿は、不定期ながら20年ほど前から行われているといい、今回は9月に開催されるリオデジャネイロ・パラリンピックに向けた強化合宿の一つ。
 歓迎セレモニーでは、選手への花束贈呈などがあり、上原裕常糸満市長が「糸満で合宿した成果をリオで発揮し、メダルラッシュになるよう期待したい」とあいさつした。
 選手を代表して2008年北京、12年ロンドンで2大会連続パラリンピック出場の松永仁志が「全員がリオデジャネイロのスタートラインに立てるよう合宿を乗り越える」と決意を述べた。セレモニー後、選手たちは雨の中、精力的に練習に取り組んだ。