迫力演舞 4年ぶり 全島エイサー36万人来場


迫力演舞 4年ぶり 全島エイサー36万人来場
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 

 第68回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄市観光物産振興協会、沖縄市青年団協議会)は最終日の10日、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で開かれた本祭に、市内外から13団体が出演した。

 コロナ禍をへて4年ぶりの開催となったまつり期間中の3日間、過去最多の36万人(主催者発表)が「エイサーのまち」沖縄市を訪れた。

 最終日は迫力に満ちた演舞を見せた沖縄市園田青年会などをはじめ、沖縄市内外の青年会や団体が出演。うるま市平敷屋青年会や嘉手納町千原エイサー保存会など地域で受け継がれる伝統の舞から、琉球國祭り太鼓の創作演目、沖縄市池原子ども会のかわいらしいエイサーまで多彩に繰り広げた。

 大トリは5年ぶりに沖縄市山里青年会が務め、空手の形を取り入れた手踊りが特徴の力強い舞で圧倒した。

 会場には太鼓と三線の音が響き、来場者は沖縄の夏の風物詩、エイサーの魅力を味わった。フィナーレのカチャーシーと花火で熱気は最高潮に達した。 

(島袋良太)