航空自衛隊那覇基地は11日、深酔いした状態で包丁を持って隣家に侵入し、住人を脅迫したとして、南西航空警戒管制団南西防空管制群防空管制隊に所属する40代の2等空曹男性を10カ月の停職処分にしたと発表した。処分は同日付。
空自那覇基地や当時の本紙報道によると、2等空曹は2019年10月31日に包丁2本を持って那覇市内で自身が住むマンションの別の部屋に侵入し、住居侵入と暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕され、その後不起訴処分(起訴猶予)となった。同基地は事案発生から懲戒処分まで約4年経過したことに「事実確認に時間が掛かったため」と説明した。