【中部】県の安慶田光男副知事は22日、米軍嘉手納基地で第18施設群のドウェイン・ロビソン大佐と会い、周辺の比謝川などから高濃度で検出された有機フッ素化合物(PFOS)の流出源が同基地とみられている問題について、調査や現状確認などを求めた。調査の際に県も交えて作業グループを設置することも要請した。
要請には平良敏昭企業局長が同行した。安慶田副知事は要請後、「飲み水そのものは(PFOSが)基準値以下で安全だとはいえ、日本では禁止されている成分が混ざっているのは県民にとって不安そのものだ」と述べ、原因究明の必要性を強調した。【琉球新報電子版】