辺野古ゲート前で市民ら50人が抗議 海上作業が継続


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新基地建設に反対する市民らが立てた横断幕などを撤去する機動隊員ら=27日午前10時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら50人超が27日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、抗議活動を展開した。同日午前7時前、座り込みをしていた市民らが機動隊員に強制的に排除され、アスファルトや砂などを積んだ工事関連車両10数台が基地内に入った。9時半ごろにも工事関係車両6台が入った。一方、海上はボーリング(掘削)調査最終地点とみられる場所で作業が確認された。

 大浦湾海上では、長島付近で掘削機材を取り付けたクレーン船に作業員の姿が確認された。最終地点での調査が継続しているとみられる。新基地建設に反対する市民らは抗議船4隻、カヌー16艇を出し、長島付近で作業中止を求め抗議を展開した。
【琉球新報電子版】