首里城ナンバープレート、申し込み始まる 交付は10月23日から


首里城ナンバープレート、申し込み始まる 交付は10月23日から 25日から申し込みが始まった「首里城図柄入りナンバープレート」を披露する前川智宏土木建築部長=25日、県庁
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 沖縄を象徴する首里城やシーサー、那覇市の花であるブーゲンビリアのイラストが描かれた「首里城図柄入りナンバープレート」の事前申し込みが25日始まった。県は同日、県庁で会見し、ナンバープレートの実物を初めて公開した。初日は62件の申し込みがあった。ナンバープレート交付は10月23日に始まる。

 交付料金はトラックやバスなどの大型車両が1万2800円、普通乗用車や軽自動車などは8400円。通常はモノクロだが、交付料金に加えて1000円以上寄付すると、フルカラー版を選べる。

 寄付金は首里城周辺の交通問題改善や観光振興に関する助成事業等に活用され、観光スポットでのごみ拾いや、落書き消し等の環境保全・美化活動などにも役立てられる予定だ。

 交付を担当する沖縄総合事務局陸運事務所によると、25日には県全体で62件の申し込みがあった。県首里城復興課の担当者は「首里城ナンバーがたくさん走ることで首里城復興の機運が高まるはずだ」と喜んだ。県は、2024年3月末までに1000枚の交付を目標としている。交付の申し込みはウェブでの申し込みの他、整備工場や県自動車標板協会の窓口で可能となる。

(與那原采恵)