コラソン4連敗 トヨタ東日本に28―31 JHL


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは6日、岩手県の花巻市総合体育館アネックスでトヨタ自動車東日本と対戦し、28―31で敗れて4連敗を喫した。通算成績は6勝9敗で6位。次戦13日が今季最終戦となり、沖縄県立武道館アリーナ棟で午後2時から5位の湧永製薬と対戦する。(観客1685人)

◆追い上げも届かず
 プレーオフ進出を逃した琉球コラソンが、トヨタ東日本に敗れて4連敗とした。けがで主力の水野裕紀や主将の松信亮平を欠き、いつもの高めの守備を組めずに相手に抜かれて前半戦は序盤から2―9と大きく出遅れた。
 しかし13―18で折り返した後半、「離されてそのままずるずる行くと思った」(東長濱秀吉監督)との予想を裏切り、福田丈ら若手選手が攻守のリズムをつかみ始めた。チーム28得点の半分を稼いだ棚原良や趙顯章(チャオ・シンチャオ)がゴールを奪って2点差まで追い上げる接戦に持ち込んだが、退場者やミスで届かなかった。
 東長濱監督は「最終的には選手をみんな使おうと、負けたもののいい収穫があった。(今季最終戦の)来週も今日みたいな試合になるので、そこに向けて練習していく」と話し、13日の湧永製薬戦を見据えた。