「工事停止に意義」議会で知事 あらゆる手法で阻止


この記事を書いた人 金城 美智子
翁長雄志知事

 県の町田優知事公室長は8日、移設問題に関する国との和解に沿った訴訟で県が敗訴した場合、辺野古移設に協力していくかを問われ「あくまでその裁判の判決の効力が届く範囲で従う。あらゆる手法を用いて辺野古新基地は造らせないという方針に変わりはない」と述べ、埋め立て工事の設計変更申請への対応など、県が関与する部分で対抗していく考えを示唆した。

 県議会2月定例会本会議で照屋守之氏(自民)の緊急質問に答えた。
 緊急質問に先立ち、翁長雄志知事が登壇し、国との和解成立について報告した。知事は「埋め立て工事が停止したことは非常に意義がある」と強調した。
【琉球新報電子版】