基地負担の軽減、運動方針で言及 自民党大会


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 【東京】自民党大会で13日採択された2016年運動方針には沖縄の基地負担軽減についての言及があった。「新たな日米防衛協力の指針の下、沖縄の基地負担の軽減に努めるとともに、日米同盟の強化や友好国との防衛協力を推進し、わが国の抑止力の向上を図る」と記した。

 昨年は米軍普天間飛行場の返還・移設問題など沖縄に関連する記述はなく、沖縄の負担軽減への言及は14年以来となった。
 また参院選について「前哨戦となる宜野湾市長選は、党本部と県連、公明党が緊密に連携し、大差で勝利できた」と記し、4月の北海道5区補選や6月の沖縄県議選を挙げ「確実に勝利する」とした。
 冒頭の国歌斉唱は参院比例候補の今井絵理子氏が務めた。