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琉球コラソンの棚原良(28)が13日、来季から海外リーグへ挑戦する意向を表明した。棚原は興南高、日本体育大を経て、2010年にJHLの大同特殊鋼に加入。13年にコラソンへ移籍した。
棚原は高3時に高校選抜、高校総体、国体の「高校3冠」を達成したのを筆頭に、小中高大、実業団全てで日本一を経験。昨季はJHLで最優秀選手賞や得点王を含む個人5冠を獲得した。海外挑戦は大学卒業後から選択肢にあったが、けがの影響やタイミングが合わずにきたといい、今回満を持しての決意といえる。
移籍先の希望は強豪のフランス、ドイツ、スペインの1部リーグのチームで、所属先が決まれば夏ごろに加入できる見込み。動画を送って売り込むほか、トライアウトなどで契約を目指す。棚原は「本場で結果を出すのが本物のハンドボーラー。海外のトップリーグで得点王を目指したい」と意気込みを語った。