事業効果、検証へ 島尻沖縄相、振計折り返しに


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 【東京】島尻安伊子沖縄担当相は8日の閣議後会見で、10年間の第5次沖縄振興計画が5年目の折り返しを迎えたことについて「今後5年を見据え、きちっと検証することは重要だ」と述べ、沖縄振興一括交付金の事業効果などを含めて、振興計画を検証する考えを示した。

 島尻氏は次期振興計画についての考え方も問われたが「今後5年、沖縄振興が県民に喜んでいただけるようなものにしないといけない。計画を立ててやっていくことが重要だ」と述べるにとどめた。
 沖縄振興に対する翁長県政の姿勢については「県もいろいろ人事が動いていると認識している。新しい体制の下で議論ができればいいと思う」と述べた。