琉球新報社 
「ポーク缶」として県民に広く親しまれるチューリップ・フード・カンパニー・ジャパン（沖縄総販売元・富村商事）の「チューリップポークランチョンミート」シリーズが、約４０年ぶりにパッケージデザインを刷新することになった。缶の上部にカンパニーカラーである黄色の帯を入れたのが特徴だ。現行品の在庫がなくなり次第、今月末から徐々に新デザインの商品が店頭に並ぶ予定だ。
これまで青と白の２色にポークの絵柄が描かれた図柄だったが、世界的には新デザインに切り替わっていた。同社によると「沖縄だけこのデザインが残っていた。県民に親しまれており、デザインを変えないよう要望していた」という。
富村商事の富村朝収社長は「これからポークに合うゴーヤーやナーベーラーなど夏野菜のシーズン。新デザインにも親しんでほしい」と語った。
