泥んこ 大はしゃぎ 園児が田植え体験


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泥だらけになって田植えに挑戦する実りの里保育園の園児ら=15日午前、名護城公園のせせらぎ広場

 【名護】名護市宮里の実りの里保育園(岸本功也園長)の園児70人が15日、名護城公園のせせらぎ広場に整備された田んぼで田植えの体験をした。園児らは田植えの前に、田んぼで駆けっこをしたり飛び込んだりして、体中、泥んこになって大はしゃぎ。本部町で農業をしている安里恵尚さんらが苗の植え方などを説明。園児が一人一人苗を手に、2、3本の苗を一緒に等間隔で植えていった。

 最初は泥の中に足を入れただけで泣く園児もいたが、次第に慣れてきた様子で田植えを楽しんでいた。約230平方メートル(70坪)の田んぼに2時間ほどで全部植え付けた。
 安里さんによると、今回は1期目で7月の初めごろに稲を収穫する。収穫してできた米は園児たちも含め、カレーライスなどにして食べる。
 岸本逸樹(いつき)ちゃん(4)は「面白かった。苗を植えていくのが楽しかった」と笑顔。島川陽(はる)ちゃん(4)は「田んぼでカエルを捕まえたのが面白かった」と田植えより泥遊びを満喫した様子だった。