4月19日、サンノリースタッフの亀島貴寛さんは渡名喜島の島尻崎へ3人で渡った。亀島さんには初めてのポイントで期待が膨らむ。亀島さん以外の2人はするするスルルー仕掛けで大物狙い。亀島さんはフカセ釣りで中型魚を狙った。
午前7時に釣り始め、コマセをまくといろんな魚が浮いてきた。最初に釣れたのは35センチほどのイスズミ。写真を撮ってリリース。続いて25センチほどのアカジューグルクンが釣れ、うれしいお土産用の魚が釣れた。その後もアカジューグルクンなどが釣れたが、2時間ほどすると魚影が見えなくなった。
沖合を見ると大きな亀が顔を出し、イルカの群れも通り過ぎた。昼飯を食べ、亀島さんは少し離れた場所にポイントを移動した。仕掛けを沈め気味にして流していると、ウキがスッと消し込んだ。同時にものすごい重量が竿に加わり、リールからラインがジリジリと引き出された。
掛かった魚は根に逃げ込もうと必死の抵抗を繰り返すが、ラインを出しては切られてしまうので、亀島さんも必死に耐える。しばらくして海面に浮いたのは68センチ・5.85キロのでっかいアカナーだった。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)