カレー 手でぱくっ 沖縄NGOセンター、ネパール学ぶ


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現地流に倣い、手でカレーを食べる受講者=23日、宜野湾市民会館

 【宜野湾】沖縄NGOセンターは23日、宜野湾市民会館でネパールについて学ぶ講座を開いた。連続講座「地球市民ひろば」の講座で、沖縄ネパール友好協会(ONFA)の職員を招いて、ネパール風チキンカレーやチャイなどを受講者に振る舞った。

 ONFA職員のオジャ・ラックスマンさん(30)=在沖5年目=がネパールの概説を紹介した。
 ネパールにはヒンドゥー教徒が多く、神様としてあがめる牛が死ぬと人が死んだときと同じように葬式が開かれることを紹介すると、受講者からは驚きの声が上がった。牛は食べてはいけないが、水牛は食べてもいいことなども説明した。
 受講者は現地流に倣い手でカレーを食べたり、現地の踊りをみんなで踊ったりと楽しんだ様子だった。
 琉球大学1年の玉寄光太さん(18)は「ネパールのことをよく分からなかったので、今回の講座をきっかけにもっと知りたいと思うようになった。カレーは手で食べた方がおいしかった」と笑顔を見せた。