沖縄セルラー、次期社長に湯浅氏 北川氏は特別顧問へ


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  湯浅英雄氏

 沖縄セルラー電話は27日の取締役会で、2008年から社長を務めてきた北川洋社長(66)が退任し、後任にKDDI出身で副社長の湯浅英雄氏(60)を昇格させる次期役員人事を内定した。仲宗根朝整常務も退任する。6月16日の株主総会と取締役会で正式に決定する。北川氏は社長退任後、特別顧問に就く。

 取締役は現行の10人から8人体制になる。副社長ポストは空席となり、代表権を持つのは湯浅氏だけとなる。社外取締役と監査役は続投する。
 湯浅英雄(ゆあさ・ひでお)1955年8月生まれ。山口大経済学部卒。88年に第二電電(現KDDI)入社。2003年に執行役員au営業本部関東統括責任者に就任し、09年6月から2年間、沖縄セルラー電話社外取締役を兼務。15年7月に代表権を持つ副社長に就任した。