【東京】11月の鹿児島県・屋久島沖での米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落を受けて全てのオスプレイの運用が止まっていることを巡り、木原稔防衛相は23日の閣議後会見で、「オースティン米国防長官から関係部署に対し、日本政府との事前調整なしに日本国内のオスプレイを運用させることなく、運用前には必ず日本政府と調整を行うよう指示が出されている」と明らかにした。
鹿児島県から事故原因が究明されて再発防止策が講じられるまでは飛行停止を継続するよう要望を受けたことについて見解を問われ、答えた。
また、屋久島町からは環境影響に関する情報提供も求められているとし「今月下旬から水質調査などをし、その結果を丁寧に説明する」と説明した。(明真南斗)