2～4月の3カ月予報　平年より気温高く、降水量は平年並み　ダム貯水率はどうなる？　沖縄気象台

　沖縄気象台は23日、沖縄地方の2～4月の3カ月予報を発表した。暖かい空気に覆われるため気温は高く、降水量は低気圧などの影響を受けやすいことから平年並みか多い見込み。

　気象台によると1月1～20日の沖縄地方の天気は、平均気温は平年差で0・8度高く、降水量は平年比41％にとどまっている。この期間は高気圧に覆われて晴れた日が多く、降水量は低気圧や前線の影響を受けにくかったことから平年を下回った。

　2023年9月以降に少雨が続いてダム貯水率が60％を下回り、国や県などで構成する沖縄渇水対策連絡協議会は1月16日に県民への節水協力を呼び掛けている。

　北部ダム統合管理事務所によると、冬から春にかけて県内は少雨傾向にあるため、従来、ダムの貯水率は減少する時期になるという。同事務所は「まとまった雨が降らない限り、貯水率の回復は難しいのではないか」との認識を示した。

沖縄気象台の3カ月予報は次の通り。
　▽2月　曇りや雨の日が多い。
　▽3月　天気は数日の周期で変わり、曇りや雨の日が多い。
　▽4月　天気は数日の周期で変わる。

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