名古屋グランパスがキャンプ地・南風原と連携協定 本拠地以外で初 ホーム開幕戦でPRブースも


名古屋グランパスがキャンプ地・南風原と連携協定 本拠地以外で初 ホーム開幕戦でPRブースも 南風原町と名古屋グランパスのキャンプ地包括連携協定の締結式に臨む、(左から)南風原町の金城郡浩教育長、新垣吉紀副町長、赤嶺正之町長、名古屋グランパスの小西工己社長、清水克洋専務、山口素弘ゼネラルマネージャー=1日、南風原町役場
この記事を書いた人 Avatar photo 岩崎 みどり

 【南風原】南風原町と、サッカーJ1の名古屋グランパスエイトは1日、「キャンプ地包括連携協定」を締結した。同クラブは2015年から南風原町の黄金森公園陸上競技場で春季キャンプを行っており、今年で10年目。協定締結により、南風原町はキャンプ地のトレーニング環境の維持、名古屋グランパスはクラブの人材などを活用した教育・人材育成事業や、知名度を生かした南風原PR事業などをそれぞれ行っていく。

 Jリーグのクラブが本拠地都道府県以外の自治体と連携協定を結ぶのは初めて。同日、南風原町の赤嶺正之町長、名古屋グランパスの小西工己社長らが出席し、締結式が町役場で開かれた。

 赤嶺町長は「歴史あるチームのさまざまなノウハウを活用させてもらいたい」とあいさつ。小西社長も、今後の連携に期待を示し「キャンプ地として素晴らしい環境を用意してもらっている。今年は絶対に優勝したい」と話した。

 キャンプは6日まで。23日のホーム開幕戦では南風原町のPRブースを出展する。(岩崎みどり)