沖縄海邦銀行(上地英由頭取)は16日、セブン銀行(東京、二子石謙輔社長)と現金自動預払機(ATM)の利用提携で合意したと発表した。セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどに設置される全国2万2千台を超えるATMで、海銀のキャッシュカードを使って入出金できるサービスを、8月ごろをめどに開始する。
海銀は1月から、ファミリーマートに設置されるATMを運営するイーネットとの業務提携も開始している。海銀営業統括部は「コンビニ店舗数が全国一のセブン銀行との提携を加え、当行の利用者が県外で利用できるATMの数が広がる」と述べた。
セブン銀と県内地銀とのATM利用提携は、14年に沖縄銀行、今年3月に琉球銀行が始めている。