知事、モンデール氏と会談 辺野古移設見直し訴え「勇気づけられた」


この記事を書いた人 金城 美智子
モンデール元駐日米大使(右)と会談する翁長雄志知事(左)=18日午前(日本時間19日未明)、ミネソタ州ミネアポリス

 【ミネアポリス=問山栄恵ワシントン特派員】訪米中の翁長雄志知事は18日午前(日本時間19日未明)、1996年に橋本龍太郎首相(当時)と米軍普天間飛行場の返還合意を発表した元駐日米大使のウォルター・モンデール氏(元副大統領)と会談し、普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴えた。翁長知事は、辺野古移設に県民の反対世論が根強いため新基地建設は難しいと伝え、現行の移設計画を見直すよう理解を求めた。会談は非公開で行われた。

 会談後、翁長知事は記者団に「大変、有意義な話をした。やはり普天間の返還合意の当事者なので、その時の事情に詳しい」と強調。「話の内容は感銘を受け、勇気づけられた」と感想を述べた。
【琉球新報電子版】
英文へ→Okinawa Gov. Onaga meets with Walter Mondale, calling for cancellation of Henoko relocation