「女性の命返せ」 辺野古 市民ら怒り、米軍車両出入り防ぐ


この記事を書いた人 金城 美智子
軍車両を基地の外に出さないように抗議する市民ら=20日午前9時半すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍属による女性死体遺棄事件を受け、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で20日午前9時半すぎ、新基地建設反対を訴える市民ら約50人が米軍に抗議した。市民らは「凶悪な米軍を外に出すな」などと声を上げ、基地内から米軍関係車両が出るのを防ごうと、ゲート前で座り込んだ。機動隊は座り込む市民をごぼう抜きし、囲い込んで車両を出した。午前11時現在、逮捕者やけが人は出ていない。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長はゲート前で「女性の命を返せ。彼女が何をしたんだ」と怒りの声を上げた。【琉球新報電子版】