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「世界で活躍」夢膨らむ バイクスタント競技 平良翔太さん

 【宮古島】排気量600cc、重量約200キロの大型バイクを華麗に乗りこなす「エクストリームバイクスタント」。宮古島市の介護福祉士平良翔太さん(24)は、この耳慣れない競技のライダーだ。有名アーティストのコンサートでのショーを打診をされるなど、若手の注目株だ。平良さんは「まだ知名度は低いが、ショーを披露して競技を広げていきたい」と意気込む。

 「エクストリームバイクスタント」は欧米で人気がある競技。大型バイクでウイリーやドリフト、バイク上での三点倒立などを披露する。フィギュアスケートのように技の難易度や構成力で評価される。

 平良さんは叔父の影響で幼小時からバイクに興味を持ち、宮古島のレース場やジムカーナで親しんできた。高校卒業後、沖縄本島で過ごした際、バイクスタントに出合い、本格的に競技を始めた。

 これまで沖縄本島でのショーに度々参加してきた。昨年、後ろ向きでウイリーをしながら、クラッチを全開にする「スイッチバックレブコースター」を世界で初めて成功したという。「他の人ができない技をやってみたかった」と笑顔で話す。

 バイクスタントは暴走運転と混同されこともある。「決められた場所で乗り、迷惑にならないのが絶対条件。暴走運転とは違うことを示したい。暴走運転をしている人にも競技を広め、バイクの楽しさと安全運転を伝えたい」と語る。

 家業の福祉施設で働きながら、プロライダーとして独り立ちを目標とする。「若者のバイク離れが広まっているので、楽しさを伝えたい。宮古島だけにとどまらず、世界を目指したい」と力を込めた。
(梅田正覚)


エクストリームバイクスタントライダーの平良翔太さん=18日、宮古島市平良

大型バイクでアクロバティックな技を披露する平良翔太さん(平良さん提供)


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