経済

WiFi環境「満足」3割 沖縄の外国人観光客 「利用場所少ない」

 沖縄県はこのほど県内宿泊施設や観光施設などの無料で使える公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の整備状況や外国人観光客の動向などを調査した。調査によると、89・6%の宿泊施設がWi-Fiを導入しているが、観光施設では30・9%にとどまっている。Wi-Fiについて「満足」と回答した外国人観光客は3割で、不満とする理由は「利用場所が少ない・分からない」が最も多かった。


 県は2015年11月16日~12月18日に県内の観光施設97、宿泊施設356の計453施設にアンケートを実施。Wi-FiやGPSのログ(通信記録)情報も分析した。

 言語別では、英語が42%で最も多く、主に台湾や香港で使用する中国語繁体字が23%、主に中国本土で使用する中国語簡体字が19%、韓国語が5%。来沖する外国人観光客がインターネットサービスを利用したのは84・3だった。Wi-Fi利用希望者のうち「利用したい場所で利用できないことがあった」と答えたのは66・9%いた。複数回答でWi-Fiの利用場所は「ホテル・宿泊先」が87・7%で最多となり、次いで「空港・港・バス停・駅」が44・4%。Wi-Fiを利用したかったができなかった場所は「観光施設」が26・3%で最も多かった。

 県は外国人観光客の利便性を向上させるため、無料で使えるWi-Fiの全県エリア展開に着手。沖縄セルラー電話(北川洋社長)が指定を受け、au契約者向けの県内約5700の接続ポイントを7月1日から無償開放する。
英文へ→Majority of foreign tourists dissatisfied with WiFi services in Okinawa