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コラソン・水野新監督会見 「個性生かした戦術を」

選手兼監督としての意気込みを語る水野裕紀氏(中央)=2日、県庁

 1日にハンドボールの琉球コラソン新監督に就任した水野裕紀氏が2日、県庁で記者会見を開き「メンバーの個性を生かした戦術を考え、良いチームをつくる。日本一を目指すが、初めての監督なのでまずは全力でやる」と抱負を語った。

 今季は選手兼監督という立場で、約半数の試合でプレーすることを目標としている。チームの戦力や新体制の成熟度に応じて、監督業にどの程度重きを置くかを考えるという。

 昨季まで選手兼コーチとして現場を見てきた水野監督は「(試合への起用は)練習内容で評価する。練習でできない選手は試合でもできないというのがモットー。選手には練習で100パーセントの力をだしてくれと伝えている」と語った。

 会見には水野裕矢ゼネラルマネージャー(GM)、金城幸信代表らも出席した。

 水野監督は山梨県甲州市出身。駿台甲府高校、早稲田大から甲府クラブを経て2008年からコラソンに所属。11年に3代目主将、12年から選手兼コーチとしてチームをリードしてきた。

◆起用は100パーセント練習内容で
 ―どういうチームをつくるか。
 「一番はディフェンス(DF)。失点をコントロールすればどのチームとやっても勝てる。勝負どころでは1、2本の差で勝敗が分かれる。昨季は相手にDFを研究され失点が多く、目標とする「25点以内の失点」を守れなかった。オフェンスは能力の高い選手がいる。みんなで共通した理解とイメージを持って試合に臨めるようにしたい」
 「一方通行の指示でなく、選手の意見を吸い上げる。基本は僕が考えるが応用は選手の声を集める」

 ―選手兼コーチだったが、監督就任を見越した役割だったのか。
 「正直、先月まで監督をやるとは思っていなかった。選手兼監督で成功する形が見えなかったが、フォローもあったので、今までの監督とは違うものをつくってみたいと思い、了承した」

 ―監督としてどうメンバーと向き合うか。
 「コーチの時のように選手側の意見を聞くのは変わらないが、最終的な決定権が今までと違う。(試合の起用は)100パーセント、練習内容で評価する。練習でできない選手は試合でもできないというモットーなので、練習で100パーセント出してくれと伝えている。その効果か分からないが、去年より練習に必死さが出ている。そこはプラスになっている」

 ―コラソンに所属して8年、手応えや今後の課題は。
 「2年前に棚原良が来て、去年は台湾の趙顯章(チャオ・シャンチャン)が参加し、小さいコラソンが大型チームになった。プレーオフに進出した時よりも能力がある選手は多い。それをうまく試合で表現できるようにするのが僕の役割。(今季は)メンバーが確定していないが、今いるメンバーでも上位チームと戦えると思っている」

―選手としてどの程度試合に出場するか。
「GMからは半数以上の試合でコートに立つよう言われているので、それを目標にする」



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