日本一早い新米! 店頭に並ぶ


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販売が始まった八重山産新米のおにぎりを頬張る子どもたち=3日、石垣市のJAおきなわ「ゆらてぃく市場」

 【八重山】JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は3日、日本一早い八重山産ひとめぼれの新米を発売した。沖縄本島では6月中旬から量販店などで販売が始まる。

 ゆらてぃく市場では5日まで通常より50~100円安い3キロ1200円、5キロ1980円(いずれも税込み)で販売する。

 この日は石垣島と竹富町西表島で収穫された新米が店頭に並んだ。1月下旬から田植えが始まった一期米は2月の冷え込みで生育が遅れ、日照不足も懸念されたが、3月以降から持ち直し、生産量は昨年並みの約930トンの見込み。

 新米を購入した石垣市の石川正典さん(73)は「石垣島は水も豊富だから稲作が盛ん。毎年楽しみにしている」と話した。