「事件があった中で健闘した」 谷垣氏、結果に一定評価も


この記事を書いた人 金城 美智子
谷垣禎一幹事長

 【東京】今県議選について、自民党の谷垣禎一幹事長は6日の記者会見で「痛ましい事件があった中で大変厳しい選挙戦だった。(自民党県連は)こういう中では健闘した」と述べ、米軍属女性遺棄事件の影響があったとの見解を示しつつ、選挙結果を一定程度評価した。翁長雄志知事を支持する県政与党が過半数の議席を確保したことについては「結果は真摯(しんし)に受け止めていかないといけない」と述べた。

 7月10日投開票の参院選に向けた対策について問われ「沖縄の課題をはっきりさせ、産業とか観光振興、経済と雇用などは自公政権が頑張るしかない。自公政権が何をやっていこうとしているのかを明確に打ち出していく」と述べ、経済振興策を県民に訴えていく考えを示した。
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