開学30年の名桜大が入学式 期待に満ちた新入生「努力し続けることを誓う」 


社会
開学30年の名桜大が入学式 期待に満ちた新入生「努力し続けることを誓う」  名桜大学入学式で新入生を代表して宣誓する比嘉紗七さん=4日、北部生涯学習推進センター
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 【名護】今年で開学30年になる名桜大学(砂川昌範学長)は4日、2024年度入学式を名護市の北部生涯学習推進センターで開いた。学部生654人、専攻科・大学院生21人の計675人が入学した。新入生らは緊張しつつも、期待に満ちた表情を浮かべ、新たな大学生活をスタートさせた。

 式典では新入生を代表して、国際学部国際文化学科の比嘉紗七さん(18)が「学業に励み、資格取得への挑戦、国内外での留学を通し、変動する国際社会で活躍する力を身に付けるために努力し続けることを誓う」と宣誓した。

 砂川学長は「大学生活では新しい知識を吸収し、異文化との出合いを経験し、アイデンティティーを確立する大切な時期。皆さんが自己実現に向けて努力することを全力で支援する」とあいさつした。

 式典後は、同大の中庭でサークル紹介があり、先輩らが新入生を温かく歓迎した。国際文化学科の黒木貴仁さん(18)は「時間割を自分で決めるなど、これまでと違う部分もあり不安だが、自由度も違うと思うので楽しみだ」と話した。(金城大樹)