豊崎中が開校 どんな学校にしたい? 校歌制作のアーティストは? 豊見城 沖縄


豊崎中が開校 どんな学校にしたい? 校歌制作のアーティストは? 豊見城 沖縄 豊崎中学校の開校を祝い、テープカットする徳元次人豊見城市長(前列左から3人目)や大城正篤校長(同5人目)ら関係者=16日午前、豊見城市豊崎
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 【豊見城】豊見城市立豊崎中学校(大城正篤校長)は16日午前、市豊崎の同校で開校式を開いた。豊崎中は伊良波中の生徒数増加などを背景に、分離新設校として開校した。市内の中学校は4校目。生徒数は366人。17日には新入生が入学する。

 開校式には教職員や生徒、徳元次人市長、市議会の外間剛議長、瀬長盛光教育長らが出席した。大城校長、徳元市長らがテープカットを行った。生徒の代表は「豊崎中は私たちの未来を育んでいく大切な場所。学びやとともに、成長していけることをとても楽しみにしている」と語った。

 校歌を作詞作曲したバンド「かりゆし58」のボーカル・前川真悟さんと音楽家の前濱吉郎さん、校章をデザインした田仲南穂子さんもあいさつし、制服や校章の披露や校歌の斉唱もあった。前川さんは「校歌は学校以外、どこにも旅に出られない楽曲。生徒と一緒にかわいがってください」と呼びかけた。

 大城校長は「待ちに待った豊崎中が開校できてうれしい。生徒が毎日通いたくなる、保護者が通わせたくなる、そんな魅力ある学校作りができたら」と語った。(田中芳)