仲里、リオパラリンピックへ　車いすラグビー連盟が発表

　日本ウィルチェアー（車いす）ラグビー連盟は１６日、東京都内で記者会見を開き、リオデジャネイロ・パラリンピックの日本代表に浦添市出身の仲里進、エースの池崎大輔（北海道ビッグディッパーズ）や主将の池透暢（フリーダム）ら１２人が内定したと発表した。

　２００４年のアテネから４大会連続出場となった仲里は「ロンドン（４位）で取れなかったメダル獲得を、攻撃の層が厚くなった今のチームでしっかり目指していきたい」と意欲を語った。仲里の所属する沖縄ハリケーンズの練習に３年前から参加する乗松聖矢＝熊本県荒尾市＝も同時に選出された。
　悲願のメダル獲得を目指し、荻野監督は「史上最強のメンバーで挑むことができる」と自信を示した。２大会連続出場の池崎は「チーム全員で世界一に挑戦していく」と力強く宣言し、池は「世界のトップは僅差のだんご状態。勝機は十分ある」と意気込んだ。