握手交わし支持訴え 参院選初の週末 沖縄選挙区


この記事を書いた人 新里 哲

 7月10日投開票の第24回参院選は25日、公示後初の週末を迎えた。沖縄選挙区(改選数1)の各立候補者は支持拡大を訴えた。自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦=と、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は、有権者との握手などのスキンシップ作戦を展開した。両陣営とも政策の浸透と支持者固め、浮動票の獲得に全力を挙げている。

 島尻氏は那覇市などでの集会に参加し、大臣として取り組んだ子どもの貧困対策について「沖縄振興の残された課題としてやり抜く責任がある」と訴えた。

 伊波氏は那覇市を重点的に回り、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題について「20年前から反対をしてきた沖縄の思いを貫きたい」などと訴えた。
(’16参院選取材班)