7月10日に創立60周年を迎える沖縄銀行(玉城義昭頭取)は27日、同行のイメージソング「苗」を発表した。沖縄を代表するアーティスト「BEGIN」が制作した。沖銀は民放各社で放映しているCMソングとして「苗」を活用している。
沖銀がイメージソングを制作するのは初めて。那覇市久茂地の沖銀本店で会見した玉城頭取は「『苗』には日常のさりげない家族(やーにんじゅ)の営みが描かれている。やーにんじゅは地域であり、沖縄でもある。この楽曲は沖縄が世界に広がる壮大なイメージを抱かせる歌だ」と強調した。同席したBEGINのボーカル、比嘉栄昇さんは「車や家などを購入するために沖縄銀行に足を運ぶ『家族』を思い浮かべながら曲を作った。この曲は未完で多くの方が口ずさみ、暮らしの中で響くことで完成する」と話した。【琉球新報電子版】