沖縄県警と米軍、遺棄現場で遺骨捜索 米軍属女性暴行殺人


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 米軍属女性暴行殺人事件で、沖縄県警と米軍捜査機関が28日夜、恩納村の遺体遺棄現場周辺で発見されていない遺骨を捜索した。米軍捜査機関の所有する特殊なライトを発する機材を使用したが、発見には至らなかった。遺棄現場での米軍捜査機関の捜索協力は初めてで、米軍側から申し出があったという。

 捜査関係者によると、県警は5月19日の遺体発見以降も現場周辺の捜索を繰り返してきたが、一部の遺骨が発見されていないという。28日の捜索では、特殊なライトを発して対象物を探す米軍捜査機関の機材が使用された。捜査関係者は「捜査ではなく、遺骨を少しでもご家族の元に帰すために捜している」と話した。

 県警と米軍側合計10人ほどが捜索に当たった。午後8時ごろから同10時40分ごろまで実施された。