私の1票が未来つくる 沖尚高、参院選3候補招き演説会


この記事を書いた人 志良堂 仁
参院選沖縄選挙区の立候補者の話に耳を傾ける沖縄尚学高校の生徒ら=4日、那覇市国場の同校

 10日投開票の参院選に立候補している幸福実現党新人の金城竜郎氏(52)、自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)を招いての立会演説会(立候補者合同主催)と模擬投票(沖縄尚学高校・那覇青年会議所共催)が4日、那覇市の同校で開かれた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた公職選挙法の改正で、今選挙から投票権を持つ一部の高校3年生を含む全生徒が耳を傾けた。

 質疑応答では、基地や経済の課題などについて各候補が生徒からの質問に熱っぽく答え、沖縄の未来を提示した。公示後、公の場で3候補者が顔を合わせるのは初めて。会場の講堂には3年生の有権者約10人を含む生徒約120人が参加し、他の全生徒も各教室でテレビ中継を注視した。模擬投票はその後に体育館で実施した。

 生徒からの「最も訴えたいことは」との質問に対し、金城氏は「番号が流出する危険もあるマイナンバーの廃止、見直しを訴えていく」と強調。島尻氏は「今までにない振興策を実行する。沖縄経済を強くし、暮らしを良くする」と力を込めた。伊波氏は「海に貴重な生物がいる名護市辺野古の新基地建設を断念させる」と強調した。

 赤嶺結香さん(18)は「選挙に関心がなかったが、演説会で待機児童やマイナンバーの問題など、いろいろな意見を聞いて投票に行こうという気持ちが強くなった」と前向きに語った。(参院選取材班)