「神のバトン賞」に伊福さんら4人 小中高生の詩作品


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 沖縄県内の小中高校生を対象に詩の作品を顕彰する第14回神のバトン賞(主催・琉球新報社)の選考会がこのほど、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、受賞作が決まった。高校生の部は伊福瑠菜(るな)さん(糸満高2年)の「コエ」、中学生の部は砂川楓(かえで)さん(石垣第二中1年)の「水平線」、小学校高学年の部は黒島日向(ひなた)さん(若狭小5年)の「心のトランク」、同低学年の部は吉川琉碧(るい)君(玉城小3年)の「先生おこった」が選ばれた。

 今回の応募総数は406作品。高校生の部75編、中学生の部152編、小学校高学年の部118編、同低学年の部61編だった。

 選考委員は山之口貘賞受賞者の松原敏夫さん、市原千佳子さんが務めた。

 表彰式は15日午後2時から、那覇市天久の琉球新報社1階ギャラリーで開かれる。神のバトン賞受賞者、佳作入賞者による朗読もある。

 佳作は次の通り(敬称略)。

 【高校】久保田未来(糸満高1年)「火種」、大城沙采(辺土名高3年)「時過ぎ行く」

 【中学】渡辺優斗(屋我地ひるぎ学園2年)「君はだれなんだ」、垣花元(仲井真中1年)「制服」

 【小学校高学年】大濱弘夢(馬天小5年)「魚」、大城七海(同)「夏」

 【小学校低学年】南孝之輔(平真3年)「おたから」、宮城ななみ(奥間小2年)「ジャッキー」