【速報】キングス、連覇逃す 広島に惜敗、今季終える<BリーグCS決勝第3戦> 


【速報】キングス、連覇逃す 広島に惜敗、今季終える<BリーグCS決勝第3戦>  リバウンドを競るジャック・クーリー(右)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)ファイナル(決勝)の第3戦は28日、神奈川県の横浜アリーナで行われ、琉球ゴールデンキングス(西地区2位)はワイルドカードで勝ち上がってきた広島ドラゴンフライズ(西地区3位)に50ー65で敗れた。キングスは対戦成績1勝2敗で準優勝となり、2連覇を逃した。

 勝った広島はBリーグ初優勝を果たした。2シーズン連続で西地区のチームが優勝した。

 今季のキングスは順風満帆ではなかった。リーグ戦は序盤から1位を走っていたものの、終盤の4月から5月にかけて4連敗するなど失速した。逆転で西地区7連覇を逃し、辛くも2位でCS出場権を得た。

 CSに入っても激戦が続いた。

 CS準々決勝はアルバルク東京と対戦。強みの堅守が光った。第1戦をダブルオーバータイム(再延長戦)の末81―80で勝利。第2戦は69―73で敗れるも、勝負が決まる第3戦は最終盤に奪った1点リードを守り切り、58―57で勝利して準決勝進出を決めた。

 CS準決勝は、昨季の決勝で対戦した千葉ジェッツと戦った。昨季決勝はキングスが2連勝し、悲願の初優勝をつかんだ。一方、今年の天皇杯で69―117と歴史的な惨敗を喫した相手だ。初戦は62―95で大敗。第2戦は巻き返して81―63で破り、第3戦は83―67で勝利した。

 準々決勝、準決勝、決勝はいずれも第3戦にもつれ込む接戦。苦戦を制してきたが、優勝まであと一歩届かなかった。

◆チャンピオンシップ、勝った試合の名場面をもう一度