「民意の総決算」と翁長知事 参院選の伊波氏当確で


この記事を書いた人 松永 勝利

 参院選沖縄選挙区(改選数)で無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)の当選が確実となったことを受け、伊波氏の選挙事務所で筆頭共同代表を務めた翁長雄志知事は10日夜、那覇市内で「一昨年の選挙から、オール沖縄で県民が心を一つにするということがじわりじわり広がった結果だ」と強調した。その上で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に触れ「ある意味民意の総決算で、これを受けてわれわれは新たな一歩を歩み始める」と述べ、政府に新基地建設の断念を求めていく考えを示した。【琉球新報電子版】