県農林水産部は14日、熊本県へ被災地復旧のため長期派遣する県農地農村整備課の神里昌直主任の壮行式を県庁内で開いた。神里主任は「熊本地震で多くの災害が発生した。農業土木の技術者として被災地の復旧を果たし、熊本県民が安心して暮らせるように頑張る」と意気込みを語った。
神里主任は7月19日~来年3月31日まで、熊本県上益城地域振興局へ派遣される。熊本地震で県職員の長期派遣は初めてになる。
島尻勝広農林水産部長は「熊本地震で農業基盤の被害は大きい。難局だが一日も早く復旧できるように立ち向かってもらいたい」と激励した。【琉球新報電子版】