南城市役所（資料写真）
南 彰 古謝景春南城市長のセクハラ疑惑を受けて職員アンケートを実施した市議会特別委員会の安谷屋正委員長は13日、市役所内のハラスメントに関する第三者委員会の設置を市側に求める考えを表明した。市議会本会議で行った特別委員会の中間報告の中で明らかにした。
古謝市長は昨年12月に疑惑が表面化して以降、「セクハラはしていない」と疑惑を否定。第三者委員会の設置にも応じない考えを示していた。
しかし、今回の特別委が実施したアンケートでは、「古謝市長からキスされた」という回答が複数含まれているなど、特別委として第三者委設置が必要と判断した。
アンケートに寄せられた具体的な回答はこの日は示されなかった。安谷屋委員長は中間報告で、「アンケートの内容分析については、議員を含む特別職の案件から先に分析を進めており、配慮すべき事項等を確認したうえ、1週間程度を目途に1日でも早く準備が整った案件から順次公表する」と述べた。
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