
沖縄在住の写真家・茶野邦雄さんが、おしゃれと平和を尊ぶアフリカ・コンゴの紳士たち「サプール」の姿を捉えた写真展「THE SAPEUR 世界一おしゃれで平和なジェントルマン」が23日から、沖縄市久保田のプラザハウスショッピングセンターで始まっている。22日、茶野さんやコンゴから来沖したサプール6人が県庁で記者会見し、来場を呼び掛けた。入場料500円(中学生以下無料)。8月31日まで。
サプールは、1960年までフランスの植民地だったコンゴで「平和を尊び、おしゃれに生きること」をモットーにした人々の集団。本業を別に持ちながら、約100人が活動をしているという。
茶野さんは「内戦で大切な服や服飾品を失ったサプールもいる。争っては、かっこよく生きられないというシンプルで強い彼らのメッセージが伝わればと思って撮影した」と話した。
24日午後にはサプールが来場する。問い合わせはライカムアンソロポロジー(電話)098(932)4480。