八重山の星空で地域の魅力創造 観光庁事業に認定


社会
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 文化財や国立公園を利活用した地域の魅力を高める取り組みを支援する観光庁の「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」が20日に発表され、県内から「八重山諸島星空information H2O」が選ばれた。

 石垣市と竹富町は西表石垣国立公園内で、国際ダークスカイ協会が実施する星空保護区への認定に向けた取り組みを進めている。11月末の申請を目指しており、認められれば国内初となる。

 創造事業に選定されたことで、「八重山諸島星空―」の予算の半分を観光庁が支援することになる。

 H2Oは支援を受け、星空観光商品や教育ツアーの造成、国際会議の企画などを検討している。宮沢みゆき事務局長は「星空を生かし、石垣観光を一変させたい」と思いを語った。

 同事業には全国から51件の応募があり、34件が選定された。