【東京】10日投開票の参院選で当選した伊波洋一参院議員と糸数慶子参院議員は26日、新会派「沖縄の風」を結成し、参院議員会館で記者会見を開いた。会派は名護市辺野古新基地建設、米軍北部訓練場の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画、先島への自衛隊配備計画などに反対する立場を政策の核として国会で活動する。
記者会見で会派代表を務める糸数氏は「沖縄の声を国政に届けるために、沖縄の未来と、県民の命と尊厳、日本の民主主義を守るために、沖縄の民意を日米両政府に訴えることを目的として2人で活動していきたい」と語った。
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