
台湾大手百貨店・太平洋そごうの基幹店「忠孝店」(台北市)で26日、日本物産展「日本今昔全国商品展」が開幕した。台湾で日本文化や観光に対する人気が高まる中で、デパートリウボウ(那覇市)が沖縄ブース「リウボウセレクト沖縄逸品展」の企画・取りまとめを担い、沖縄限定の菓子類を中心に約80種類の商品を紹介。8月9日までの15日間で売り上げ1050万円(300万台湾ドル)を目標にする。
初日は沖縄から8業者、約20人が参加。エーデルワイス沖縄(西原町)の洋菓子、フォーモストブルーシール(浦添市)のアイスクリームなどを販売する。
平日にもかかわらず多くの客でにぎわい、「モズクの試食が多くて販売好調だ」(リウボウインダストリー営業企画課の高莉安さん)との出足を見せた。
リウボウグループはアジア戦略の一環で、太平洋そごうのポイントカードを沖縄での買い物にも利用できるサービスを今月から始めるなど、相互送客で台湾との提携を強めている。