「私の師であり、道しるべでした。自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw」牧野アンナさん、父マキノ正幸さん死去で思い


「私の師であり、道しるべでした。自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw」牧野アンナさん、父マキノ正幸さん死去で思い 沖縄アクターズスクールの牧野アンナさん=2024年3月1日、那覇市久茂地(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子

「沖縄アクターズスクール」の創設者、マキノ正幸さんの訃報が1日に発表されたのを受け、マキノさんの長女で同スクール最高執行責任者(COO)兼エグゼクティブプロデューサーの牧野アンナさんが同日午後、インスタグラムを更新した。「父は私の師であり、道しるべでした。自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw」と、2人の関係性が垣間見える表現で追悼した。

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 牧野さんは「沖縄アクターズスクール創設者である父、マキノ正幸が6月28日に83歳をもって永眠致しました」と報告。葬儀は家族葬で行ったとし、故人の意向で告別式やお別れの会は開かないとした。

 牧野さんはかつて、安室奈美恵さんらとともに「スーパーモンキーズ」としてデビュー。脱退後は同スクールで指導者として多くのアーティストを育てたが、父娘は長く「絶縁状態」にあったという。その後和解し、2023年1月に同名の新会社「沖縄アクターズスクール」を発足させ、牧野さんがCOOに就いた。

 牧野さんはインスタグラムで、「#マキノ正幸と言えばmyway #いつも歌ってた」のハッシュタグをつけ、フランク・シナトラの別れの名曲「マイ・ウェイ」をBGMに父への思いをつづった(文は投稿ママ)。

 「父は私の師であり、道しるべでした。自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw」とその人柄に触れ、「長きに渡り絶縁状態にありましたが、私にアクターズスピリッツを叩き込んでくれた事、、そしてたくさんの素晴らしい出会いと仲間をもたらしてくれた沖縄アクターズスクールを創り、遺してくれた事には感謝してもしきれません」と感謝の言葉を記した。

 そして「あなたが人生を懸けて築きあげた沖縄アクターズスクールからたくさんの子供達がそのスピリッツを胸にそれぞれの見つけた場所で輝き、頑張ってます。これからもしっかりと守り繋いでいきます。おつかれさまでした!」と決意で締めくくった。