県公共交通活性化協議会が26日、県庁で開かれ、県警から乗客のない空車のタクシーが8月から「バス専用レーン」を走行できるようになることが報告された。1年間、実証実験する。
県警などに要望書を出していた県ハイヤー・タクシー協会の湖城秀實会長は「バスレーン時、第一通行帯(歩道寄りの車線)は二輪車が通行するので、注意するよう呼び掛けている。事故に十分注意しながら走行していきたい」と語った。バス業界からは「(タクシー会社は)順法精神を持ってほしい」などと要望が上がった。
そのほか「主要なバス停で電子掲示板で表示する考えはあるか」「広報活動などこれまでの取り組みの成果はどう検証しているか」など参加者から意見が上がった。